エンドウ・スナップエンドウに発生する病気と害虫
- エンドウ・スナップエンドウに発生する病気
- エンドウ・スナップエンドウに発生する害虫
もくじ
エンドウ・スナップエンドウに発生する病気
灰色かび病
うどん粉病
菌核病(きんかくびょう)
立ち枯れ病(苗立枯病)
ほとんどの野菜に発生します。
株全体の生育が悪くなり、日中はしおれるようになります。被害がひどくなると株全体が枯れます。
エンドウ・スナップエンドウに発生する害虫
ネキリムシ
若い幼虫は葉を食べ、老齢幼虫は地面の中で茎を切断して加害するので被害が大きくなりやすいです。
幼虫地面に倒れている株の姿から加害されたことがわかります。
テントウムシダマシ
ナス科・ウリ科・ジャガイモに多く発生し、成虫の体長は約6~9mmの見た目にツヤ(光沢)の無いテントウムシで益虫のテントウムシとは違います。
葉脈を残し、表面がさざなみ状や網目状、葉が透けるように食べ跡を残し、ひどいと茎や果肉の食害します。
青虫(あおむし)
主にアブラナ科の野菜に発生、老齢幼虫でも体長3~4㎝程度長で目視できるサイズのモンシロチョウの幼虫です。
放置しておくと、茎のみ残して葉を食べ尽くします。葉の上に緑色の糞が無いかでチェックできます。
コナジラミ
様々な野菜で発生、体長が黄色で羽が白い2mm程度の小さな虫ですが目視できます。
トマト栽培では、すす病・ウイルス病・黄化葉巻病など重大な被害をもたらす可能性があります。
ナメクジ
葉菜類やイチゴ・ナス等に多く発生、体調3~4㎝程の軟体動物です。
新芽を食害、葉に穴をあけたりし、粘液の白っぽく光る筋や小さな糞が付着し見分けます。
コガネムシ
幼虫は根を食べたり、イチゴやサツマイモに被害が大きく、カブトムシの幼虫に似ていますが2~3㎝と少し小さいです。
成虫になると葉を葉脈だけ残して食べたりなど、マメ科でも被害が大きいです。
アワノメイガ
メイガ類はマメ科やゴーヤなど多くの野菜に発生、特にアワノメイガはトウモロコシに発生。体長5㎜~2㎝の幼虫。
果実の中に入り込んで食べられてしまうので、食べられる前の防除がポイントです。
アザミウマ
ホウレンソウ、ネギ類などに多いですが色々な野菜に発生、1~2㎜と小さいですがギリギリ目視できます。
茎に寄生する事はほぼなく、葉の内部の組織を吸って葉の色が抜けて銀白色になります。
カメムシ
ナス科、マメ科、ヒルガオ科など様々な野菜に発生、緑の他にも赤・黒など様々な種類がいます。
細い針で刺されてトマトの実がスポンジ状になったり、マメ類は身入りが悪くなる等被害が出ます。
ハダニ(葉ダニ)
ナスに多いチャノホコリダニ以外に、イチゴ等に多い赤ダニと呼ばれるナミハダニの被害が多いです。
被害葉はカスリ状や白っぽくなり、次第に生育が衰え株が枯れたりします。
ヨトウムシ
様々な野菜に発生、3~4㎝の老齢幼虫になると昼は地中に潜み、夜に活動する幼虫のため「夜盗虫」と呼ばれてます。
被害の特徴は葉が食べられてほとんどなくなり、酷いと株が枯れてしまいます。
ハモグリバエ
ナス科・マメ科・ウリ科・キク科・アブラナ科など様々な野菜に発生、2mm~3mm程の幼虫です。
「絵描き虫(エカキムシ」とも呼ばれ、葉に白い絵を書いたような状態になり、葉が光合成できなくなり、収量が低下します。
アブラムシ
様々な野菜に発生、2~4㎜ほどで集団で目視可能で多く発生します。
成虫・幼虫ともに、葉や茎、果実から吸汁し、ウイルス病jを媒介したり、すす病を発生させたりします。
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