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ホウレンソウに発生する病気と害虫

ホウレンソウの病気と害虫
この記事でわかる事
  • ホウレンソウに発生する病気
  • ホウレンソウに発生する害虫
もくじ

ホウレンソウに発生する病気

灰色かび病

灰色かび病のキュウリ
灰色かび病

イチゴオクラきゅうりエンドウインゲントマト・ミニトマトなど、それ以外にもほとんどの野菜に発生します。

果実に灰色のカビが発生、周囲にカビが広がり、酷くなると株が枯れる場合もあります。

べと病

べと病のきゅうりの葉

きゅうりかぼちゃゴーヤスイカなどのウリ科の野菜に多く発生します。

葉脈に沿って黄色い斑紋ができると疑い、被害が進むと下の葉から枯れ上がります。

うどん粉病

うどんこ病のズッキーニの葉
うどん粉病

イチゴきゅうりかぼちゃズッキーニオクラトマト・ミニトマトナスなど様々な野菜に発生します。

小麦粉をまぶしたような白い粉が葉に発生、株全体の生育が悪くなり酷いと株全体が枯れます。

白斑病(はくはんびょう)

白菜カブに発生。

初めは古い葉に白い丸が発生、徐々に結球している葉にも伝染し破れて穴が開いていく。

萎凋病(いちょうびょう)

唐辛子の萎凋病

ピーマンホウレンソウ枝豆トマト・ミニトマトなどに多く発生する。

下の葉から発生し、黄色くなり萎れて、徐々に株全体が枯れあがる。高温時期の夏に発生します。

ウイルス・モザイク病

ウイルス・モザイク病のジャガイモの葉
ウイルス・モザイク病

カブ小松菜ジャガイモ春菊ホウレンソウアブラナ科の野菜に多く発生します。

葉が緑色の濃淡のあるモザイク状の模様になったり、葉が委縮します。アブラムシがウイルスを媒介して発生させます。

炭疽病(たんそびょう)

炭疽病のスイカの葉
炭疽病

きゅうりスイカメロンなどのウリ科の野菜、イチゴなどに多く発生します。

葉に円形で黄オレンジの病斑ができて葉が古くなると穴が空きます。被害が大きいと殆どの葉が枯れて収量が減ります。

立ち枯れ病(苗立枯病)

エダマメの立ち枯れ病
立ち枯れ病

ほとんどの野菜に発生します。

株全体の生育が悪くなり、日中はしおれるようになります。被害がひどくなると株全体が枯れます。

ホウレンソウに発生する害虫

ネキリムシ

ネキリムシ
ネキリムシ

若い幼虫は葉を食べ、老齢幼虫は地面の中で茎を切断して加害するので被害が大きくなりやすいです。

幼虫地面に倒れている株の姿から加害されたことがわかります。

コナガ

コナガ
コナガ

主にアブラナ科の野菜に発生、老齢幼虫でも体長1㎝程度の幼虫で青虫よりも小さいです。

食害された葉は不規則に穴が開き、葉脈のみ残して被害をうけます。

青虫(あおむし)

青虫
青虫

主にアブラナ科の野菜に発生、老齢幼虫でも体長3~4㎝程度長で目視できるサイズのモンシロチョウの幼虫です。

放置しておくと、茎のみ残して葉を食べ尽くします。葉の上に緑色の糞が無いかでチェックできます。

コナジラミ

コナジラミ
コナジラミ

様々な野菜で発生、体長が黄色で羽が白い2mm程度の小さな虫ですが目視できます。

トマト栽培では、すす病・ウイルス病黄化葉巻病など重大な被害をもたらす可能性があります。

ナメクジ

ナメクジ
ナメクジ

葉菜類イチゴナス等に多く発生、体調3~4㎝程の軟体動物です。

新芽を食害、葉に穴をあけたりし、粘液の白っぽく光る筋や小さな糞が付着し見分けます。

ハダニ(葉ダニ)

ハダニ
ハダニ(葉ダニ)

ナスに多いチャノホコリダニ以外に、イチゴ等に多い赤ダニと呼ばれるナミハダニの被害が多いです。

被害葉はカスリ状や白っぽくなり、次第に生育が衰え株が枯れたりします。

ヨトウムシ

ヨトウムシ
ヨトウムシ

様々な野菜に発生、3~4㎝の老齢幼虫になると昼は地中に潜み、夜に活動する幼虫のため「夜盗虫」と呼ばれてます。

被害の特徴は葉が食べられてほとんどなくなり、酷いと株が枯れてしまいます。

ハモグリバエ

モグリバエ
ハモグリバエ(エカキ虫)

ナス科マメ科ウリ科キク科アブラナ科など様々な野菜に発生、2mm~3mm程の幼虫です。

「絵描き虫(エカキムシ」とも呼ばれ、葉に白い絵を書いたような状態になり、葉が光合成できなくなり、収量が低下します。

アブラムシ

アブラムシ
アブラムシ

様々な野菜に発生、2~4㎜ほどで集団で目視可能で多く発生します。

成虫・幼虫ともに、葉や茎、果実から吸汁し、ウイルス病jを媒介したり、すす病を発生させたりします。

ホウレンソウの病気と害虫

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