- カメムシ防除と予防方法
- カメムシ駆除方法
- 家庭菜園におけるおすすめの対策方法
家庭菜園で出来るカメムシ対策
カメムシはトマトや枝豆に被害を多くもたらし、果実が吸われると食べられなくなります。
植え付けの時から防虫ネットで飛来を防ぐと効果があります。
家庭菜園ではベニカベジフルスプレーがおすすめですが、見つけ次第ペットボトル捕殺機で捕まえましょう。
発生原因と基礎知識
- 雑草が茂っている
- 畑の肥料成分で窒素が多い
4〜10月頃によく畑に発生し、特に梅雨明け以降から夏の後半にかけてがそのピークになります。
ヘクサムシとも呼ばれ、家庭菜園では育てた野菜の果実に吸汁します。
枝豆やトマトに被害が多く、トマトは吸汁されるとスポンジ状になり食べられなくなります。
雑草から飛来することが多いため、畑で除草した雑草などを放置しないように心がけましょう。
被害の多い枝豆は、土壌の窒素成分が多いとカメムシが付きやすくなるので、施肥量に気を付けましょう。
発生する野菜の種類
こんな野菜にカメムシが発生しやすいです。
【発生前の対策】防除・予防方法
- ミントを近くに設置
- 防虫ネットでトンネル
- 自然派スプレーで飛来回避
天敵・コンパニオンプランツで予防
- 鳥類
- カマキリ・クモ
- 寄生バチなど
- ミント
コンパニオンプランツとしては、ミントがおすすめです。ミントの匂いにはカメムシを寄せ付けない効果があります。
ただし、注意点としてミントを地植えするのは避けましょう!
ミントは繁殖力が非常に強いため、放っておくとどんどん広がり、手がつけられない状態になってしまいます。
ミントを使う場合は、鉢植えにして置くなどの方法をとり、畑に直接植えるのは控えましょう。
(自然派)自作ストチュウスプレーで予防
- タバスコ液スプレー
- トウガラシの焼酎漬けスプレー
- トウガラシの酢漬けスプレー
- 木酢液スプレー
- 唐辛子焼酎スプレー
- 唐辛子酢スプレー
- 除虫菊エキススプレー
- ストチュウスプレー
身近な物で作る自然派スプレーは農薬では無いので定期的(1週間や2・3日単位)で散布を継続しないと効果が出ないので注意
身近な物で無農薬で作れるお酢のスプレーの「木酢液スプレー」「ストチュウスプレー」がカメムシ対策にはおすすめ。
カメムシは酢のニオイが苦手なので木酢液を使ったスプレーを散布しておくことで飛来防止に役立ちます。
具体的なスプレーの作り方は下記ページにて紹介しています。
防虫ネットで予防
カメムシは周辺の雑草などから飛来して作物に被害をもたらします。
防虫ネットをトンネルしてかけてあげれば野菜に被害がでないのでおすすめで枝豆などは植え付け時に防虫ネットすると良いです。
【発生後の対策】駆除方法
- 無農薬・・・ペットボトルで捕殺
- 農薬・・・ベニカベジフルスプレーがおすすめ
無農薬で駆除
- ペットボトルで捕殺
カメムシをできるだけ飛来させないのが最善ですが、発生した場合は駆除が必要です。
カメムシは比較的大きいので捕まえやすいですが、ニオイが出やすいので手で触るのは避けましょう。
ピンセットや箸を使って捕まえるほか、ニオイがつかないようにするために「ペットボトル捕獲機」を作って捕獲・駆除することをおすすめします。
作り方は+をクリック
ペットボトル捕殺機(作り方)はここをクリック
農薬で駆除
- ベニカベジフルスプレー
- スミチオン乳剤
家庭菜園で使えるスプレーはベニカベジフルスプレーがおすすめ。