HOME > 野菜の育て方 > 野菜の病害虫 > 野菜の病害虫ナス(茄子)に発生する病気と害虫 2024年7月1日 この記事でわかる事ナス(茄子)に発生する病気ナス(茄子)に発生する害虫 もくじナス(茄子)に発生する病気うどん粉病褐色腐敗病(かっしょくふはいびょう)軟腐病(なんぷびょう)灰色かび病ウイルス・モザイク病疫病(えきびょう)青枯れ病(あおがれびょう)立ち枯れ病(苗立枯病)半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)褐斑病(かっぱんびょう)ナス(茄子)に発生する害虫ナメクジコガネムシカメムシテントウムシダマシネキリムシヨトウムシ青虫(あおむし)コナガチャノホコリダニハモグリバエアブラムシハダニアザミウマネコブセンチュウナス(茄子)に発生する病気うどん粉病うどんこ病のズッキーニの葉イチゴ、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、オクラ、トマト・ミニトマト、ナスなど様々な野菜に発生します。小麦粉をまぶしたような白い粉が葉に発生、株全体の生育が悪くなり酷いと株全体が枯れます。うどん粉病の対策を調べる関連記事うどん粉病の被害と対策褐色腐敗病(かっしょくふはいびょう)ナス・トマト・ミニトマト・ピーマン・きゅうりなどのナス科やウリ科に多く発生します。主に果実に褐色の病斑が生じ、やがて病斑部が柔らかく腐ったようになります。褐色腐敗病の対策を調べる関連記事褐色腐敗病(かっしょくふはいびょう)の被害と対策軟腐病(なんぷびょう)軟腐病のキャベツ大根、白菜、玉ねぎ、レタス、トマト・ミニトマト、きゅうりなど、それ以外にもほとんどの野菜に発生します。被害の葉や実が腐りますが、腐敗病との決定的な違いは悪臭を放つことです。軟腐病の対策を調べる関連記事軟腐病(なんぷびょう)の被害と対策灰色かび病発生初期の灰色かび病のきゅうりの葉イチゴ、オクラ、きゅうり、エンドウ、インゲン、トマト・ミニトマトなど、それ以外にもほとんどの野菜に発生します。果実に灰色のカビが発生、周囲にカビが広がり、酷くなると株が枯れる場合もあります。灰色かび病の対策を調べる関連記事灰色かび病の被害と対策ウイルス・モザイク病カブ、小松菜、ジャガイモ、春菊、ホウレンソウ、アブラナ科の野菜に多く発生します。葉が緑色の濃淡のあるモザイク状の模様になったり、葉が委縮します。アブラムシがウイルスを媒介して発生させます。ウイルス・モザイク病の対策を調べる関連記事ウイルス・モザイク病の被害と対策疫病(えきびょう)きゅうりなどのウリ科、ナス・トマト・ミニトマトなどのナス科、玉ねぎなどのヒガンバナ科(ネギ属)、イチゴなどに発生します。茎・葉・果実に水がしみたような黒い斑点でき、被害が広がると白いカビが発生、最終的には株が枯れる事も。疫病の対策を調べる関連記事疫病(えきびょう)の被害と対策青枯れ病(あおがれびょう)青枯れ病のトマトイチゴ、きゅうり、かぼちゃ、大根、ピーマン、トマト・ミニトマト、ナスなど様々な野菜に発生します。元気な株が数日のうちに緑のまま急にしおれて枯れます。茎を切って水に差して白い筋が出るかで判別できます。青枯れ病の対策を調べる関連記事青枯れ病(あおがれびょう)の被害と対策立ち枯れ病(苗立枯病)エダマメの立ち枯れ病ほとんどの野菜に発生します。株全体の生育が悪くなり、日中はしおれるようになります。被害がひどくなると株全体が枯れます。立ち枯れ病(苗立枯病)の対策を調べる関連記事立ち枯れ病(苗立枯病)の被害と対策半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)ナス、トマト・ミニトマト、ピーマンなどに多く発生します。初めに下葉で発生し、1枚の葉の半分だけ黄色くなり萎れる。典型的な場合は全体に広がり株全体の半分だけ萎れる。半身萎凋病の対策を調べる関連記事半身萎凋病(はんしんいちょうびょう)の被害と対策褐斑病(かっぱんびょう)きゅうり、トマト・ミニトマト、ナス、ピーマン、枝豆など、ウリ科に多いですがそれ以外にも色々な野菜に多く発生します。葉に茶色の斑点ができ、症状がひどくなると葉全体に広がり葉が落ちます。褐斑病の対策を調べる関連記事褐斑病(かっぱんびょう)の被害と対策 ナス(茄子)に発生する害虫ナメクジ葉菜類やイチゴ・ナス等に多く発生、体調3~4㎝程の軟体動物です。新芽を食害、葉に穴をあけたりし、粘液の白っぽく光る筋や小さな糞が付着し見分けます。ナメクジの対策を調べる関連記事ナメクジの被害と対策コガネムシ幼虫は根を食べたり、イチゴやサツマイモに被害が大きく、カブトムシの幼虫に似ていますが2~3㎝と少し小さいです。成虫になると葉を葉脈だけ残して食べたりなど、マメ科でも被害が大きいです。コガネムシの対策を調べる関連記事コガネムシの被害と対策カメムシナス科、マメ科、ヒルガオ科など様々な野菜に発生、緑の他にも赤・黒など様々な種類がいます。細い針で刺されてトマトの実がスポンジ状になったり、マメ類は身入りが悪くなる等被害が出ます。カメムシの対策を調べる関連記事カメムシの被害と対策テントウムシダマシナス科・ウリ科・ジャガイモに多く発生し、成虫の体長は約6~9mmの見た目にツヤ(光沢)の無いテントウムシで益虫のテントウムシとは違います。葉脈を残し、表面がさざなみ状や網目状、葉が透けるように食べ跡を残し、ひどいと茎や果肉の食害します。テントウムシダマシの対策を調べる関連記事テントウムシダマシの被害と対策ネキリムシ若い幼虫は葉を食べ、老齢幼虫は地面の中で茎を切断して加害するので被害が大きくなりやすいです。幼虫地面に倒れている株の姿から加害されたことがわかります。ネキリムシの対策を調べる関連記事ネキリムシの被害と対策ヨトウムシ様々な野菜に発生、3~4㎝の老齢幼虫になると昼は地中に潜み、夜に活動する幼虫のため「夜盗虫」と呼ばれてます。被害の特徴は葉が食べられてほとんどなくなり、酷いと株が枯れてしまいます。ヨトウムシの対策を調べる関連記事ヨトウムシの被害と対策青虫(あおむし)主にアブラナ科の野菜に発生、老齢幼虫でも体長3~4㎝程度長で目視できるサイズのモンシロチョウの幼虫です。放置しておくと、茎のみ残して葉を食べ尽くします。葉の上に緑色の糞が無いかでチェックできます。青虫(あおむし)の対策を調べる関連記事青虫(あおむし)の被害と対策コナガ主にアブラナ科の野菜に発生、老齢幼虫でも体長1㎝程度の幼虫で青虫よりも小さいです。食害された葉は不規則に穴が開き、葉脈のみ残して被害をうけます。コナガの対策を調べる関連記事コナガの被害と対策チャノホコリダニ夏野菜やイチゴに多く発生し、ダニの仲間で成虫の体長は0.2ミリで非常に小さいので、肉眼では見えません。ホルモン障害の様になり、葉が萎縮や奇形化します。新芽や新葉が萎縮するのが特徴。チャノホコリダニの対策を調べる関連記事チャノホコリダニの被害と対策 ハモグリバエナス科・マメ科・ウリ科・キク科・アブラナ科など様々な野菜に発生、2mm~3mm程の幼虫です。「絵描き虫(エカキムシ」とも呼ばれ、葉に白い絵を書いたような状態になり、葉が光合成できなくなり、収量が低下します。ハモグリバエの対策を調べる関連記事ハモグリバエの被害と対策アブラムシ様々な野菜に発生、2~4㎜ほどで集団で目視可能で多く発生します。成虫・幼虫ともに、葉や茎、果実から吸汁し、ウイルス病jを媒介したり、すす病を発生させたりします。アブラムシの対策を調べる関連記事アブラムシの被害と対策ハダニナスに多いチャノホコリダニ以外に、イチゴ等に多い赤ダニと呼ばれるナミハダニの被害が多いです。被害葉はカスリ状や白っぽくなり、次第に生育が衰え株が枯れたりします。ハダニの対策を調べる関連記事ハダニの被害と対策アザミウマホウレンソウ、ネギ類などに多いですが色々な野菜に発生、1~2㎜と小さいですがギリギリ目視できます。茎に寄生する事はほぼなく、葉の内部の組織を吸って葉の色が抜けて銀白色になります。アザミウマの対策を調べる関連記事アザミウマの被害と対策ネコブセンチュウ様々な野菜に発生するセンチュウの一種で、体長は1mm弱で目視は出来ません。日中葉がしおれ,株全体の生育が悪くなる、他にも根にコブがたくさんできたりヒゲ根が多くなったりします。ネコブセンチュウの対策を調べる関連記事ネコブセンチュウの被害と対策 Post Share Pocket Hatena Pinterest LINE URLコピー -野菜の病害虫