あなたは家庭菜園をしていて根こぶ病に困ったことありませんか?
根こぶ病は家庭菜園で色々な野菜に発生するので根こぶ病の被害や対策についてを学びます。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”80″ fontweight=”” bgcolor=”#008000″ color=”#fff” margin=”0 0 0 -6px”]ここで学べる事[/st-minihukidashi]
- 根こぶ病の対策方法
- 根こぶ病が発生する原因
- 根こぶ病におすすめの農薬
[st-kaiwa1]根こぶ病は継続して発生するのでしっかりと対策をしましょう![/st-kaiwa1]
根こぶ病の症状
[st-mybox title=”気温と時期” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
気温:20~25度
時期:5月~9月頃
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根こぶ病にかかるとこんな症状が発生します。
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- アブラナ科の植物で根に大きな塊ができる
- 生育不良になる、葉が枯れる、葉の色が薄くなる
- キャベツや白菜は球根しないなどの被害
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根こぶ病の病原菌は、ネコブカビというカビの仲間です。
植物の根にカビが寄生して植物の成長を阻害するため、生育不良になる、葉が枯れる、葉の色が薄くなるなどの症状が発生します。
野菜に日中は葉が枯れており夕方になると少し復活するなどの現象が出たら根こぶ病を疑いましょう。
葉が枯れるのは日中は葉からの水分の蒸発と比較して、こぶによって十分な水量の水を地面から給水できないのが原因です。
キャベツや白菜は球根しなくなる事もあります。
根こぶ病とネコブセンチュウの違いと見分け方
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- 根こぶ病・・・アブラナ科で発生、こぶが比較的大きくこぶの表面が滑らか
- ネコブセンチュウ・・・アブラナ科以外でも発生、小さいこぶが多く発生
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根こぶ病とネコブセンチュウの違いは、アブラナ科の野菜かどうか・こぶが大きくて表面が滑らかかどうかです。
ネコブセンチュウはセンチュウという虫が原因で、トマトやピーマンなどアブラナ科以外の作物にも発生します。
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根こぶ病はアブラナ科に対策が必要?
アブラナ科の植物にのみ発生する病気です。
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キャベツ、ハクサイ、チンゲンサイ、ミズナ、コマツナ
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[st-midasibox title=”果菜類” fontawesome=”” bordercolor=”#dc143c” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
ブロッコリー
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ダイコン、カブ
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家庭菜園で根こぶ病の発生原因
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- カビの胞子が土壌に残っている
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根こぶ病は結構厄介な病気で、カビの胞子が土の中に残留することで同じ畑で10年ほど発生が続く病気です。
まずは被害を発生させないこと、発生した場合も適切な処理を行いましょう。
根こぶ病の対策・防除・予防法
[st-midasibox title=”根こぶ病の対策” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- 排水性をよくする
- アブラナ科の連作を避ける
- 道具の消毒の徹底
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まず家庭菜園で出来るのは輪作を行ってアブラナ科の連作をすることを避けることです。
排水性が悪い土壌ではカビの胞子が増殖をしやすいので、水はけのよい土壌づくりをめざします。
畝を立てる、それでも水はけが悪い場合はバーミキュライトなどを混ぜることで土壌改良がおすすめ。
根こぶ病の菌は道具に付着して、発生していない土壌に持ち込まれることもあります。
土壌全体に根こぶ病が発生してしまう事にならないように根こぶ病が発生している土壌を耕した農具は菌を移動させないために洗ったほうが良いです。
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根こぶ病になったら治療法は?
[st-midasibox title=”根こぶ病の対処法” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
- 輪作をする
- 対抗性の強い品種(CR)を栽培する
- 発生した植物の残渣(枯れた物)は残さず処理する
- おとり作物の栽培
- 土壌のアルカリ性をPH7.0以上にする
- 農薬を使用する
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家庭菜園で出来る対処方法は、発生した株は残さず畑の外に持ち出すことです。
基本的な事ですがそのまま畑にすき込むと菌の密度が増えることになるので株ごときちんと処分しましょう。
また、輪作をすることでアブラナ科の連作を気を付ける事はもちろん、対抗性の強い品種もあるので使用する手もあります。
「CR」と種に書かれたものが根こぶ病に耐性がある品種なので購入するときにチェックしましょう。
おとり作物でダイコンが挙げられます。
根こぶ病が発生している土地でダイコンを育てる事で、ダイコンにカビ菌を吸着させてカビ菌の密度を下げるおとり作物を使う方法です。
ダイコンはアブラナ科ですが、食べる白い部分は根こぶ病にはかからず、白い部分から出るひげ根(側根)にカビ菌が付着します。
ただし、ひげ根(側根)ではカビ菌は増殖することができないので結果、畑のカビ菌の密度を下げることができるのです。
根こぶ病は酸性土壌で発生しやすいので、中性やアルカリ性に土壌を改良することも効果がありますが家庭菜園では難しい側面もあります。
石灰をたくさん撒く事でPH7.5を超えると、根こぶ病は発生しにくくなりますが今度はアルカリすぎて野菜が育ちにくくなります。
家庭菜園では輪作して発生させない(ダイコンをおとり作物にする)、対抗品種を植える、農薬を使うのがおすすめです。
根こぶ病対策におすすめの農薬
石原フロンサイド粉剤は家庭菜園ではおすすめです。
石灰と一緒に使用することができるので使用する際に畑の酸度も守ると相乗効果があります。
野菜の生育に適正なPH6.0~6.5になるように適正に土壌の酸性度をたもちつつ発生した土壌で農薬を使用するのがおすすめです。
根こぶ病は長期に渡り発生しやすい病気なので発生した場合農薬を使用するのはいかがでしょか?
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この記事の画像は貞芋(@sadaimo_tare)さん、原康彦(@YasuhikoSUN)さんさんからご提供いただきました。
ご協力ありがとうございます。
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