ビニールハウス

ビニールハウスのサイド換気の自作方法

この記事でわかる事

  • ビニールハウスの巻き上げ装置(両側)の作り方
  • サイド換気装置をDIYで作る場合の必要な材料
  • 南栄工業のサイド巻き上げセットの使い方

私はDIYで建てるためにビニールハウスキット(OH-4575)を買ったのでオプションにあったサイド巻き上げセットを買いました。オプションではなく自分でパーツを揃えてDIYで巻き上げ装置が設置できるよう必要なパーツや作り方を紹介します。

ビニールハウスの換気の必要性

ビニールハウスは換気をしないと、真夏はハウス内の温度が60度以上にもなり野菜が全滅してしまいます。

換気扇を設置して強制排気する方法も農家ではありますが、コストもかかり電気も必要で家庭菜園では現実的ではありません。

そこで、ビニールハウスの両側のビニールを切って、ネットを張って虫が入らないようにして、外側にビニールを設置してくるくると機械を巻き上げるだけで換気ができる「巻き上げ式の換気」が家庭菜園では一般的です。もちろん農家でも多くの方が使っています。

巻き上げ方法には手動と自動がありますが基本的に手動です。ある程度の温度になったら自動で巻き上げてくれれば良いのにと思いますがDIYでは仕組みが難しい。

毎朝・夕方になったらくるくる回して閉める作業は発生しますがパッカーをつけたり外したりしないので作業はとても楽です。

ビニールハウスには必須の装置なので作り方を紹介します。

ビニールハウス巻き上げ機の仕組み!後付け可能!

ビニールハウスの巻き上げ機の仕組みは簡単で、両側のパイプをくるくる回すと外側に張っているビニールがまくれあがって換気ができます。

この時に穴がままだと虫が入りたい放題になるので全く役に立たないので、防虫ネットを張って風通しをしつつ虫も防除します。

パッカーで毎回留めてあけてもいいですがとっても大変な作業になるので面倒ですよね。

すでに建ててしまった後でも、簡単に後付けができます。ただし、ビニールを切り抜く作業が出てきたり後からやると無駄が発生します。

私のおすすめはビニールハウスを建てる段階から巻き上げ換気を取り入れる事を前提にビニールの張り方やパーツの補強を考えることです。

【手動】ビニールハウス巻き上げ装置(片側)に必要な材料

必要な材料

  • サイド巻き上げ機(くるファミ50)
  • 直管パイプ(22.2㎜×180㎝)
  • パイプのキャップ(22.2㎜用)
  • 直管パイプ(19.1㎜×ビニールハウスの長さ)
  • 直管用中ジョイント(19.1㎜用)
  • ビニパー
  • 継手(ビニパー)
  • スプリング
  • パッカー(22.2㎜用)
  • パッカー(19.1㎜用)
  • ビニール
  • 防虫ネット

必要な道具

  • 金槌
  • ニッパー
  • マジック
  • カッター
  • つき棒
  • パイプカッター

ビニールハウス自動巻き上げ装置を作るのに必要な材料です。

どのパーツも自分で揃える事は出来ますが、巻き上げ機が一式セットになっているオプションが南栄工業では売っています。

次に、オプションではなく自分でパーツを揃えたらいくらになるのか調べてみました。

【手動】ビニールハウス巻き上げ装置(片側)にかかる費用!

商品名個数金額
サイド巻き上げ機(くるファミ50)1個6,500円
直管パイプ(22.2㎜×180㎝)【支柱用】1本768円
パイプのキャップ(22.2㎜用)1個60円
直管パイプ(19.1㎜×ハウスの長さ)【巻き上げ用】2本598円
直管用中ジョイント(19.1㎜用)つなぐ場合は必要数160円
ビニペット5.4m×24,000円
継手(ビニパー)つなぐ場合は必要数150円
スプリング2m×3本1,380円
クラウンネック6個1,000円
パッカー(25.4㎜用)13個998円
パッカー(19.1㎜用)18個1,180円
ビニール(135㎝×620㎝)1枚1,980円
防虫ネット(135㎝×620㎝)※1枚4,000円
※はオプションには含まれない22,774円

注意

  • 防虫ネットはセットに含まれない(オプションにも無く自分で買う必要があり)
  • 横通しの直管パイプはハウスの長さに合わせてカットor繋ぐ必要がある
  1. パイプをつなぐ場合・・・・ハウス専用の「ジョイント」を使う
  2. パイプをカットする場合・・・パイプカッターでカット(のこぎりタイプは大変なのでNG)

このパーツは、「南栄工業のオプションにある巻き上げセットの中に入っているパーツ」を自分で揃えた場合で計算しました。

実際にどのパーツも単品で購入できるアイテムで、防虫ネットは南栄工業のオプションにも含まれていないのでいずれにせよ購入が必要です。

南栄工業巻き上げセット(片側)は28,310円なので、全て自分でパーツを揃えると22,774円なので、揃える手間を惜しまなければ片側だけで6,000円程節約できる事がわかります。

基本的に風通しを考えると両側に設置するのが一般的です。下記リンクは両側設置のオプションです。

価格は参考値なのでお店や購入時の価格で違う事はご了承ください。直管パイプは長さがちょうど良い物は見つからないのでパイプカッターで簡単に切れます。パイプカッターは女性でも切れる商品で直管パイプはホームセンターでカットしなくても大丈夫。のこぎりタイプではなくパイプカッターで切りましょう。

ビニールハウスサイド巻き上げ機(南栄工業のサイド巻き上げセット)の作り方

南栄工業は巻き上げ機がオプションでつけられるので、資材を揃えるのが面倒な人はオプションで別途購入がおすすめ!

片側だけ、両側だけがあるので注意が必要で基本的には換気のしやすさから考えて両側設置が良いと思います。

私は試しに最初片側だけ買いましたが実際にやってみると両側分をパーツを個別にそろえて設置するのは十分できます。作業も単純です。

防虫ネットはセットに無いので自分でホームセンターの切り売り販売やネットで注文する必要があります。

ビニールハウス巻き上げ機の使い方手順

設置の手順(画像)を紹介します。知りたい方は下記クリック!

【自動】ビニールハウス巻き上げ機の仕組みと自作での作り方

毎朝・毎晩ビニールの巻き上げをするのは面倒だから自動で朝晩の巻き上げをやってくれる装置が作れないかと思いますよね。

水やりの潅水装置はタイマーで自動で出来る仕組みが家庭菜園でも取り入れやすいですが、巻き上げ機を自動でやるのは現実的ではない事がわかりました。

農家用で自動で温度を感知して巻き上げをしてくれる装置があり、スマホ(Android)で開け閉めの管理ができる仕組みが販売されていますが、10万円以上する様子。

自動で巻上げしてくれる装置をカーバッテリーなどで自作している方もいますが、かなりの知識が必要です。

電気も必要で、大きな端子盤などが設置出来ないと使えないので家庭菜園では難しいでしょう。参考までに下記にリンクを張っておきます。

【雪国編】手動巻き上げ機を解体・保管する方法!

雪が積もる場所では、ビニールハウスの巻き上げ機(くるファミなど)は雪に埋没しないように使う必要があります。取扱説明書にも書いてあります。

冬の期間にビニールを張ったまま使う人も、周辺の除雪の時に巻き上げ機が雪に埋まらないように使いましょう。

私のようにビニールを外して骨組みだけのハウスにしてしまう場合は一緒に巻き上げ機も解体して車庫や物置に保管する必要があります。

巻き上げ用の直管パイプもハウスの長さが長ければ長いほどパイプが長くなるので保管方法も考えるとよいでしょう。長さがカバー出来ない場合は「直管用中ジョイント」でパイプをつないで、毎回外しましょう。

まとめ

この記事のまとめ

  • 手動巻き上げ機はオプションより自分で揃えると安い
  • DIYで簡単に設置出来てパーツも揃える事が出来る
  • 南栄工業はオプションであるが防虫ネットは無い

ビニールハウスの換気用の巻き上げ機を設置する方法を紹介しました。

仕組みは非常にシンプルなので、オプションでセット販売されていますが自分のハウスに合わせてパーツを揃えれば十分にDIYで設置可能です。

長いハウスを手でパッカーで毎朝開けて、毎晩閉める作業は現実的ではないです。パイプをくるくる回すだけで手動ですがかなり簡単な作業になります。

内側に貼る防虫ネットはホームセンターなどでトンネル用で販売しているタイプでは短いので切り売り用や、ネットで買うとよいでしょう。

>>ビニールハウスを手作りで家庭菜園で作る方法!

https://saienlabo.com/greenhouse/diy

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