- 畑の土の購入方法・土の価格
- 家庭菜園で区画の大きさ毎に必要な土の量
- 土の入れ替え方法と土や石の処分の方法
- 庭に畑を自分で作る方法と実際の様子
家庭菜園のスペースを作るなら土の入れ替えは必須で最初に入れ替えるのがおすすめ。
1坪~2坪位なら袋でホームセンター買うのもありですが、それ以上はトラック単位で買いましょう。
新築時に出来なかった人も自分で出来るけどとても大変なので業者を使うのもおすすめ。
実際に戸建てを購入して13坪(42㎡)の畑を作った私が、その様子を紹介しこれから庭に畑を作ろうとしている人が気になる疑問を解決します。結論は6坪位なら割と楽だけど、13坪位あるなら業者に頼んだ方が健全です。長く時間をかけてやるなら自分でも広くてもできます!
なぜ野菜作りに土の入れ替えが必要なのか
- 水はけがよい土になる
- 空気を含むふかふかの土になる
- 土壌の微生物が活性化する
- 堆肥などの有機物質の分解が進む
家庭菜園をするのに、なぜわざわざ土を入れ替える必要があると思いますか。
野菜作りで土が大切という事は言われると思いますが、砂利だらけの土に堆肥などを入れて野菜を作ろうと思ってもうまく育ちません。
植え付ける場所を野菜が育ちやすい土に入れ替える事でこんなメリットがあります。
ふるいにかけて砂利を取り除き土を足す、狭い区画だからそのまま全ての土を変えるなど方法は様々です。
家庭菜園で良い野菜を育てるには苗や種が重要と思うかもしれませんが、実は何よりも大切なのは土なんです。
長く家庭菜園をするには必ず良い土づくりが必要になるので、最初にしっかりと準備するのが上手に野菜作りをするポイントです。
土を完全に入れ替えるか追加するかの判断は?
- 砂利がある土・・・「ふるいをかけて石を取り除く」+黒土を入れる(場合によってはパーライト、たい肥、赤だま土も追加)
- 粘土質の土・・・堆肥or腐葉土、パーライト
- サラサラの土・・・堆肥or腐葉土、赤玉土、バーミキュライト
「既に家庭菜園をしている場所・過去に野菜などを作っていた形跡がある場所」であれば土を耕し2や3の方法で資材を追加し土壌改良を行えば野菜を育てられるので土の入れ替えの必要はありません。
野菜を育てるには、粘土質すぎると雨が降って水を保水しすぎるので根が腐って上手く育たず病気になったりします。
逆にサラサラすぎると、保水力が無く水や肥料分が流れてしまい上手く育たない原因に。
丁度よい状態にするために、色々な資材を投入して野菜作りに適した土にする必要があります。
また、自分の庭を掘ったときにスコップを入れるとカチカチと石にあたる経験がある人もいるでしょう。
戸建ての庭に家庭菜園の区画を作ろうと思った場合、以前建っていた建物のがれき・砂利や粘土が多すぎて野菜作りに適した土では無いケースがほとんどです。
この場合土を入れ替える必要があり、1の方法になります。我が家もそうでした。
砂利が入った土では野菜が二股に割れたり、根がうまく張れないので育たない等の原因になり石を取り除く作業が必要です。
庭に土を入れるタイミングは新築時がベスト!
- 家がない場所なのでトラックが入れる
- 土の価格だけ!人件費がかからず安い
- 入れ替える土を捨てる料金がかからない事も
- 既存の土を掘り返すのも重機でやってくれる
後から土の入れ替えをするのは本当に大変なので、一番おすすめは新築時に家庭菜園をする場所を決めて土を入れ替えてもらうのがベストです。
これから戸建てを建てる人限定にはなりますが、新築時には土を入れ替えるだけなら他の建築時にかかる工事のついでにやってあげるから土の価格だけで良いよという事が普通にあります。
何千万もする家が売れるならサービスでやりますよという事です。
建築後に土を入れる場合、北向きの土地で畑が道路に面していないため建築後に重機が入れず「業者に頼むと手掘り対応になり非常に高額or自分でやるのが非常に大変」という事も考えられます。
1坪など狭い範囲で区画を作るならそこまで大変ではありませんが、5坪を超える広い範囲をスコップで掘るのは本当に石がいっぱい出てくるし大変。新築時に重機で掘り返して貰うと本当に楽です。
家を建てる時は今はお金も無いから外構は後回し、あとからゆっくり考えようという人も多いと思いますが新築時に畑の計画だけでも決められるなら金額も手間もどちらの面から考えてもベストです。
家庭菜園の土の処分方法
- 市役所に問い合わせて処分方法を聞く
- 般的には燃えないゴミや産業廃棄物扱い
- 土を注文する会社に相談する
土を入れ替える場合、自分でDIYでやる場合には「掘り起こした砂利だらけの土や石をどう捨てるか」をまず知っておく必要があります。
そこで、庭の土を入れ替える場合に土や石を処分する方法も紹介します。
庭を掘って出る土や石は産業廃棄物や燃やせないごみ扱いになる事が多いです。
ごみの処分の方法は各市町村によって違い決まった方法は無いので、処分する場合は「住んでいる市町村に問い合わせる」と正しい方法がわかります。
参考までに、札幌市だと掘った土や石の処分は以下の2つの方法があります。
- 埋め立て処分場に自分で車で持ち込み
- 燃えないゴミの日にゴミとして出す
埋め立て処分場は、掘った土や石を自分で土嚢袋に入れ持ち込み10キロ200円で処分してくれます。車が必要なのと、土嚢袋はホームセンターやネットで購入する必要があります。
燃えないごみの日(ゴミ袋は指定で有料)に破れない位の量で入れて出す方法もありますが、この場合は土嚢袋に入れてゴミ袋に入れて2重にして出します。
土を注文する会社に相談するのも良いです。ただし、処理する土や石は産業廃棄物扱いになるので土を運んでくれる会社では対応できない・別費用が発生するのが一般的なようです。
私は自分で掘り起こして土嚢袋をホームセンターで買って、埋め立て処分場に車で持ち込みました。土を購入した工務店に、土を下した後トラックで石を持って行って欲しいと頼みましたが、土を運ぶ業者は産廃業者ではないので別の対応が必要になり料金が別途発生と言われてやめました。
畑の土の購入方法と販売場所
- トラックで運んでもらう・・工務店やメーカー/外構業者/園芸店
- 袋で自分で購入・・ホームセンター/ネット販売
購入する土は「黒土」で「培養土」ではありません。
培養土は肥料・石灰などすべて含んだ土でプランターでそのまま使うのが一般的。
培養土で全て用意すると超高額になり一般的には不向きです。
家を建てた工務店やハウスメーカー/外構業者/園芸店
- 袋単位で購入するより安い
- 量が必要な場合に便利
- 料金は土を運び下ろすまでの金額。庭に運ぶ料金は別
- 土の品質にばらつきがある
大量の土が必要な場合は、トラック単位で購入する必要があります。まずは、家を建てたハウスメーカーや工務店に相談してみましょう。
外構業者や近くの園芸業者などでも家庭菜園用の土・畑用の土をトラックで運んで販売しているのでネットや地域のチラシで探してみましょう。
自分でお店で袋単位の土を購入するより圧倒的に安く、広い範囲に土が必要な場合はトラック単位での注文一択です。
ただ、土を運びおろすだけまでが基本料金で「庭に運び込み」は自分でやるか追加料金になるのが一般的。
家の形状やどこまで運んでほしいかによってクレーンが必要など様々なケースが考えられるので業者に相談する必要があります。節約するなら土だけ運んで下ろしてもらい、自分で庭まで運ぶのが一番安いです。
南向きの家など庭が道路に面している場合はそのままおろしてもらうだけなので関係なし。
「家庭菜園用の土」「畑用の土」「黒土」などで販売しているので、複数社に問い合わせて比較するのが良いです。
- ダンプカーは段差を登ったり、フェンスを超えて土を下す事は出来ない
- 土をおろす場所にカーポート・植木・電線があるとダンプでおろせない場合も
- 自分で運ぶ場合、一輪車・スコップ・トンボ(レーキ)が必要だが無料貸出可能な場合も
- 基本的な価格は土をザーと下すまでの価格で運ぶ場合は別途料金
トラックで注文する際の注意点もまとめたので、自分の運びたい場所が適しているかも確認が必要です。
ホームセンター/ネット通販
- 狭い面積は簡単で便利
- ホームセンターで軽トラックの貸出がある場合も
- 価格は割高
- 量が非常に必要になるので面積次第でかなりの量に
自分でやる場合は土を袋単位で購入して区画を作る方法もあります。
ホームセンターやネットで袋単位で購入して畑を作る場合おすすめな広さは「畳一畳分=1.62㎡=1m×60㎝=0.5坪」くらいまでです。
理由は、家庭菜園で必要な最低の土の深さ20㎝の土を入れ替えると、畳一枚分のスペースで必要な土の量は一般的な販売容量の1袋5L計算で「64袋」、畳二枚分のスペースで「128袋」だからです。
人数がいれば作業的にはいいかもしれませんが、100袋など多い場合はトラック単位で注文した方が安いです。
お店で軽トラックの貸し出しをやっている場合でも、こんな量を運んでくると思うと作業がとても大変ですよね。
ただし、これは丸々土を入れ替えた場合であり「元々ある土をふるいにかけて購入した土と混ぜる」などの方法もあり購入する量は減らせる可能性があります。
家庭菜園用の畑に必要な土の量と計算方法!(リットルから立法の変換方法)
土の量 (m3) | トラック | 袋(5L) | 深さ | 広さ(平米=㎡) | 広さ(坪) |
---|---|---|---|---|---|
1.0m3 | 2t | 160袋 | 20㎝ | 4 ㎡ (2m×2m) | 1.2坪 |
1.5m3 | 2t | 240袋 | 20㎝ | 6 ㎡ (2m×3m) | 1.8坪 |
2.5m3 | 4t | 400袋 | 20㎝ | 10 ㎡ (2m×5m) | 3坪 |
6m3 | 10t | 960袋 | 20㎝ | 24 ㎡(2m×12m) | 7.2坪 |
- 深さ(m)×面積( ㎡ )【 縦の長さ(m)×横の長さ(m) 】×1,000=必要な容量(m3)
- 必要な容量(m3)×1000=必要な容量(L)
家庭菜園をできる畑(深さ20㎝)にするために、どのくらいの土の量が必要なのか計算する方法です。
2tトラック(1.5 m3 )で一般男性が1人で3~4時間の作業量が目安です。(5 m3 注文して自分の体験談をこの後紹介)
ホームセンターなど袋単位で買う場合はL表記で書かれている事が多いです。トラックでの注文は「何トントラック1杯分」もしくは「○m3(リューベ・立法)分欲しい」という言い方で注文します。トラックは2t、4t、10tの選択肢がありますが注文する会社によって積載容量が違うので目安です。
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家庭菜園で必要な土の深さと量はどのくらい?
基本的に家庭菜園で野菜を育てたい場合は、20~30㎝のふかふかした土の深さがあれば大体の野菜は育てられます。
30㎝の目安はスコップが完全に土に刺さり、スコップの先端から足をかける場所までのプレート部分の長さです。スコップのサイズによりますが、畑にスコップを刺して完全にすっぽり埋まれば30㎝はあると考えて良いでしょう。
家庭菜園で必要な土の深さは育てたい野菜の種類で変わる!
土の深さ | 野菜の種類 |
---|---|
30㎝ | にんじん、ほぼすべての野菜 |
40㎝ | 大根、さつまいも |
80㎝~1m | ごぼう、ながいも |
20~30㎝の深さがあれば一部を除きほぼすべての野菜を育てられます。しかし、育てたい野菜の種類によってはより深さが必要な場合もあります。
野菜を育てるのに必要な土の深さは、土を入れる量に完全に合わせなくても対策すれば育てることができます。
- 畝を立てて土を盛り上げる
- 袋栽培で高さを出して畑に植える以外の方法で育てる
- 手作りの板で深さだけを追及した入れ物で育てる
- 長いもは地面に波板(トタン)を埋めて栽培
深く土を入れる事を回避する方法はいくつかあります。
一番簡単なのは畝(うね)を立てて高さを出せば自然と栽培場所は深くなり、実際には全体の深さはそこまで必要ない事も多いです。
地面に深く育つ根菜類は、かなり深く耕さないといけないと思いがちですがそんなことはありません。
例えば、買ってきた培養土の袋を立ててそのままプランター替わりに育てれば深さがあるので解決。
長いもは深く縦に伸ばすのではなく、地中に埋めたトタンに這わせて横に育てるという方法が家庭菜園では可能です。
「どうしてもごぼうを地面でまっすぐ伸ばして栽培したい」など特殊なケースをのぞけば、家庭菜園では20~30㎝の深さまで土を入れればほとんどの野菜を育てる事が出来るので十分。
新築後に土を入れ替えた我が家の実例紹介!
ここでは、実際にトラックで土を入れた様子を紹介します。
私(普通のサラリーマンで土建業などの専門家でもない)が土が足りなくて、土をトラックで注文し自分で運んで入れるのがどれだけ大変かわかると思います。
私が、新築の家を建て1年後に自分で30坪の庭を人工芝と13坪の畑にした様子は下記記事で紹介しています。
13坪に10㎝分の黒土をトラックで購入した価格
- 家を建てた工務店で注文
- 13坪(42㎡)に10㎝分の黒土入れた
- 5m3(1m3=8,000円税別)で40,000円(税別)注文
我が家は既に家庭菜園をしていた場所で土が足りないので追加したケース。
10㎝入れた(通常は20~30㎝必要)のは既に野菜を育てていて全体的に土があるが所々の土の量が足りなく畝(うね)をたてる時に土が足りない場所があったので追加しました。
黒土をホームセンターで購入した場合は、13坪(42m2) と広いので1袋(5L)=300円の計算で、840袋(252,000円)になっていたので現実的ではない事がわかります。
13坪に土を入れる実際の様子
土の量 | 価格 | 畑の広さ | かかった時間 |
---|---|---|---|
5m3 | 40,000円(税別) | 13坪に10㎝分 | 8時間 |
ここで紹介するのは、すでに土が入っている畑に土が足りないので追加した様子です。トラックで土を運んで下ろすまでをしてもらい、自分で庭まで運びました。
今回注文したのは、 5m3 で4tトラック2台分でした。家を施工した工務店に、必要な面積と10㎝高くしたいと言ったところこの数値になったので私のほうで計算したわけではありません。
4tトラック2台になったのは家の前の道路の大きさや、その時のトラックの事情にもよるそうなので私は選んだりしませんでしたが量が多くなる場合少ない台数で運んで貰う方が安い可能性も。
トラックは2台に分かれて運ばれてきましたが、トラックの運転手が自分で土を載せて運んできてくれるそうです。
5m3 で注文しましたが、運転手曰く 5.5m3位あるかもしれない・・・というざっくりとした目分量だそう。多い分には良いかなと思いましたが、運ぶ最後は量が多くてつらすぎて・・・・。
運び込んだのは11月の半ば、北海道では雪が降る直前です。夏の間は作物を作っているので入れられないので、冬の一歩手前で土を入れたので畑の計画も立ててスケジュールを考えて入れる必要があります。
この日はたまたま晴れていた日でしたが、その前の1週間は雨が降っていたので非常に運んできた土が湿っぽく重たい!これがなんとも誤算で、通常の土の1.5倍は重さがあったはずです。
なかなか天気を考えて注文するのは難しいかもしれませんが、晴天が続く日の方が土を運ぶのは楽です。
この一輪車とスコップ2本で、男性1名・女性1名で運びましたが朝8時からスタートし、昼休憩以外はほぼノンストップで合計8時間かかりました。当初は男性1名だけで運ぼうとしていたので、なんて無謀な挑戦だったのだろうと思います。
皆さんは、一輪車は土を購入する所に相談したら貸してくれる事もあるみたいなので、トラック4t以上で注文するなら2~3名で一輪車2~3台でやるのをおすすめします。翌日は筋肉痛でバッキバキでした。
運び込む場所まで汚れてはいけない場所(人工芝など)がある場合は、厚めのブルーシートを敷いておくのが良いです。薄いブルーシートは安いですが、一輪車のタイヤで使い物にならなくなるのでやめましょう。
こちらが、土を入れる前の畑で土がちょっと足りないのがわかると思います。元々畑になる前は住宅が建っていた場所を自分で掘り起こし畑しましたが、やっぱりマルチをする時に土が足りないなど不便を感じていたので思い切って土を購入しました。
こちらが同じ場所にひたすら黒土を運んだ結果の畑です。
黒土だけ運んでも肥料やたい肥が足りないので実際に野菜を栽培する時には、ある程度混ぜ込む必要があります。既に野菜を作っている場所なので、一番良いのは元々ある土と一緒に混ぜ合わせるのが良いです。
この日は疲れすぎてそんな余裕もありませんでしたが、土の高さはかなり増えて十分な量になっているのがわかります。
この土を運ぶのは本当に大変でした。男性一人、女性一人でスコップ2本・一輪車1個で玄関前から庭まで土をひたすら運ぶ作業を続けて8時間!運んできた人は「通常なら一輪車3台でリレー方式でやって2~3時間ほどで業者なら終わる話だよ」と言われて、本当に大変なのでお金があるなら業者に運んでもらうのも検討した方が良いです。
家庭菜園の庭土が流れるのを防ぐ方法
家庭菜園庭土を入れる場合に「畑と芝」「畑と花壇」など場所を分けたいなど畑用に入れた土が流れないようにしたい事があります。
石を敷く、レンガを置いてモルタルでつなぐ等かなりしっかりとしたやり方もありますが「特殊な作業が必要ではなく、安価に、誰でも掘って刺すだけで出来る方法」を紹介します。
我が家でも使っていますが、「あぜ板」を使った方法で、畑の土が隣のスペースに流れるのを防ぐ事ができます。
この方法は「おしゃれさや綺麗な直線美は無い」ですが、そこまで気にしない人なら簡単でおすすめ。
【1坪編】家庭菜園の区画づくりと土を入れ替える方法
私が作ったわけでは無いですが、1坪分の小さい菜園を作りたいという人もいると思うのでつくる方法を紹介します。1坪以下もしくは3坪位までなら参考になると思います。
それ以上の広さの畑を作る人は、私が13坪の畑を作った砂利と土を分離する様子を参考にして下さい。
土を入れ替えない方法もある!
土を入れ替えて区画を作るのはかなり大変な作業なので、野菜作りをしたい場合は別の方法もあります。本格的にやるなら土の入れ替え・畑の区画は必須ですが、意外と色々な方法があります。
プランターや袋栽培
プランターのメリットは始めるのが簡単でいつでも止められる事です。家庭菜園で本格的に区画を作ったけど長続きしなかったというのはよくある話。子供の食育の為に始める人も多いですが、思ったより子供ウケが悪く続かなかったなんて事も。
プランターでも葉物野菜・ミニトマト・キュウリなど収穫量は畑に植えるより劣りますが野菜作りを楽しむ位は栽培可能です。
デメリットは土の面積が限られているので病気などにもなりやすく、畑での栽培より難しいですがうまく育てれば野菜によっては収穫量も期待できます。
またプランターを購入せずとも、培養土を買ってきて袋をプランター代わりにして栽培するという方法もあります。
本格的に始める前にプランター栽培や袋栽培を試しに検討してみるのもおすすめ。
あぜ板プランター
狭いスペースでちょっと栽培したい場合におすすめなのがあぜ版を使ったプランター。プランターよりも少し広い面積で作りたい場合におすすめの方法です。
持ち運びが簡単にできるプランターとは違い、土(砂利の地面やアスファルトでも問題ない)にあぜ板を刺す・もしくは置く事で、土を入れてプランターとして栽培する方法があります。
市民農園
畑が区画で用意されている「市民農園を借りる」という方法もあります。
市町村や場所により値段は違い、都市部だと人気で抽選の場合も多いですが、安価で簡単に始められて本格的な土が既に用意されているのは魅力です。
例えば札幌市だと、市のHPで募集しており50 m2 (15坪)で年間1万円で借りられます。近くに無いと通うのが大変で続かないというデメリットもありますが、土を入れ替える手間はかかりません。
貸農園(シェア畑)
都市部などを中心に現在人気なのが、シェア畑です。市民農園と違い、種や支柱など畑づくりに必要なものが全て料金に含まれアドバイザーも常駐しているという初心者には大人気のサービスです。
料金は市民農園より割高にはなりますが、都市部で土を触る機会が無い家庭で子供の食育にもなり利用希望者が多く全国に広がっています。
身近な場所にあるかチェックしてみるのもおすすめ。
まとめ
- 0.5坪(畳1畳)位だと自分で袋で買える!
- トラックで土を注文、自分で運ぶのも可能!
- 土の入れ替えは新築時がベスト
家庭菜園用の庭や畑を作る方法をまとめました。
私の庭は13坪の畑ですが元々畑では無かった(家が建っていた)場所なので、掘れば掘るほど石やがれきが出てきます。
新築の時に土を入れ替えればと後悔しましたが、自分で石を掘り、土を足して3年位で何とか使える畑にはなりました。
建ててしまった後でも自分で土の入れ替えはできるので是非時間がある人はトライしてみてはいかがでしょうか。