キアゲハの被害と対策・駆除方法

家庭菜園で出来るキアゲハ対策

発生原因と基礎知識

家庭菜園で被害の多いのはセリ科（ニンジン・セロリ・パセリなど）に多く、キアゲハの幼虫が葉を食べます。

柑橘類（みかんやレモンなど）にはナミアゲハの幼虫の被害が多くそれぞれ見た目が違います。

他の青虫（モンシロチョウの幼虫）同様に卵の植え付けを予防するのが大切です。

幼虫の葉を食べる量はとても多く一株丸坊主にされる事もあるので早期発見が大切ですが、サイズが大きいので発見は容易です。

発生する野菜の種類

こんな野菜にキアゲハが発生しやすいです。

【発生前の対策】防除・予防方法

天敵・コンパニオンプランツで予防

キアゲハの蛹や卵に寄生する寄生バチです。キイロタマゴバチはヨトウムシの成虫（ヨトウガ）にも寄生します。

ナスとパセリ、ホウレンソウと人参は混色するとキアゲハの被害が減るおすすめのコンパニオンプランツの組み合わせです。

防虫ネットで予防

キアゲハの成虫が飛来して卵を植え付けるので、苗や種をまいた後に防虫ネットを張りましょう。

【発生後の対策】駆除方法

無農薬で駆除

家庭菜園では見つけ次第捕殺するのが簡単です。

卵を見つけたら葉ごとちぎり焼却するのはもちろん、成虫を見つけたら捕殺しましょう。

大きすぎて手で触るのが嫌な人はピンセットやペットボトル捕殺機がおすすめです。

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農薬で駆除

農薬は同じ病気・害虫でも使える野菜の種類が決まっているので野菜別に使う農薬を分ける必要があります。
農薬を購入・使用する前に適用作物を確認し、作物にあった薬剤を選び、劇薬のため子供の手の届かない所で保管しましょう。

オーガニック栽培でも使える農薬はSTゼンターリ顆粒水和剤が有効です。

農薬ではアファーム乳剤、カスケード乳剤がおすすめ。

この記事の画像はもっこり（@Mokkori_17）さん、にゃぱねっと（@288os）さんからご提供いただきました。ご協力ありがとうございます。