- 人工芝をDIYする方法
- 初心者が人工芝をDIYした実際の様子と料金
- 人工芝のDIYの方法と業者との違い
人工芝はDIYで十分敷けるので業者に頼む必要はありません。
人工芝の上に山砂を入れると安定する・水はけが良くなると聞きますが私は入れない方が良いと思います。
ポイントは「地面をしっかりと平らにする」これにつきます。
子供やペットが楽しく遊べるならやってみたいけど、いくらかかるんだろう?業者に頼む場合と違いは?と疑問がわきますよね。実際にDIY初心者の私が「戸建ての庭20㎡(6坪)にDIYで人工芝を敷いた様子」を注意ポイントも踏まえて紹介!結論から言うと、ホームセンターで材料をそろえて、62,730円(税込)でDIYで6坪分を男性一人で6時間で出来ました!想像よりも簡単で業者に頼む半分の金額と節約になります!
人工芝を敷くことができる場所は?
人工芝は基本的に敷けない場所はありません。
地面が土・コンクリート・砂利など何処でも敷けるので、それぞれの注意点をみていきましょう。
庭・玄関アプローチ(土・砂利)
一番考えられるのが庭の土の上です
下が土でも問題ないですし、玄関アプローチなど砂利の場合でも敷けます。
人工芝を敷く場所が平らであれば大丈夫で、平らにするには「プレート」と呼ばれる機械を使う、ハンマーを使う、トンボを使う、自分で踏んで平らにするなど様々な方法があります。
私はプレートをレンタルできたのでしましたが、なければトンボがいいです。トンボはホームセンターでは1種類しかなかったのですが、金属の物が軽くておすすめ。ネットで買えます。
ベランダ・バルコニー(コンクリート)
マンションのベランダは下がコンクリートの場合が多いですが、マンションのベランダは水の流れができているので勾配があり排水の問題も解決できるので大丈夫です。
コンクリートの上に人工芝を敷いても、通常のホームセンターで売っている人工芝には排水用の穴があるので問題ありません。
駐車場
カーポートなど駐車場に人工芝を敷く事も可能ですが、車のタイヤが通る箇所には注意が必要です。人工芝の上を車のタイヤが通ると芝が痛んだり、劣化したりします。
人工芝は簡単にカットができるので、車のタイヤが通る箇所だけコンクリートやブロック等にして周りを人工芝にするのがよいでしょう。
人工芝と天然芝の違い
人工芝と一緒に天然芝も検討しますよね。
天然・人工それぞれに良さと大変さがあるので紹介します。
人工芝のメリット・デメリット
- メンテナンスが基本的には不要で楽
- 簡単に自分でも施工可能
- 日当たり・水はけなど場所を選ばない
- 景観が年中同じで季節感が無い
- 初期投資のコストがかかる
- BBQなど火で溶けてしまう
- 熱や静電気がすごい
人工芝のメリットは何といってもメンテナンスが基本的に不要で楽なことです。天然芝は芝刈りでかなりメンテナンスが大変ですが、人工芝の場合落ち葉を掃除・何かをこぼしたら水で洗う位しかやらないといけない事はありません。
また、芝が育つわけではないので日当たりなどを気にせずドコにでも設置可能、施工にも専門的な難しい作業が無いのでDIYで施工できるのも大きな魅力です。
一方デメリットとしては、芝の色などは選べますが芝が枯れる事も無いので景観が同じになる、芝の種を植えるだけではないので初期費用が天然芝より高く一般的に7年~10年で人工芝の交換が必要と言われています。
BBQをしたいという人も多いですが、人工芝は火で溶けてしまうので飛んだ火の粉で芝に穴が空いてしまいます。これを避けるには大きい木の板を敷いて行う、コンロを置く場所だけ石やレンガにする、焼くのは別の場所にするなどがあります。
実際に使っていて一番感じるのは静電気が凄い事です。静電気といえば冬場や秋など乾燥した時期をイメージしますが、6月や真夏などに人工芝の上で遊んでいると「バチッ」となる事が普通にあります。寝転がったり、靴下でサッカーをしていてもバチバチして厄介です。
静電気は水分があると発生しないので、プールをしている時は発生しないし、靴で歩けば気になることはありませんが家に入る前にバチっとくる事もあります。
簡単な対策としては、静電気除去シートを用意しておき子供が遊んだ後に触るなどが簡単でおすすめです。静電気防止スプレーを使用前に撒く方法もありますが、実際に遊ぶ際に毎回やるのは大変です。
他にも設置する人工芝の裏側に静電気防止マットを敷くなどありましたが、非常に大変で現実的ではないと思うので、この方法がおすすめです。
天然芝のメリット・デメリット
- コストが抑えられる
- 四季を感じられる
- 暑さを抑えられる
- 火気を気にする必要がない
- メンテナンスが大変
- 日当たりや水はけがよい場所が必要
- プールをやると汚れが入る
天然芝のメリットは、土があれば基本的に芝は最初に「種を撒く」もしくは「切り芝(マット状)を買って」張った後は張替えなどの作業は必要ないので人工芝よりはコストが抑えられます。
また、冬は枯れて、夏は青々とした緑の芝が綺麗に生えている様子は四季を感じられ、夏は涼しさを感じることができます。
人工芝でデメリットである火気厳禁も天然芝は関係ないですし、ジュースをこぼした・タレをこぼしたなども神経質にならなくていいのは天然芝のメリットです。
一方、天然芝はどこでも敷けるわけではなく日当たりが良い場所じゃないと芝が育たないで枯れてしまったり、水はけが悪すぎると水たまりになったり芝が育たないので場所を選ぶというデメリットがあります。
小さいデメリットでは子供用のプールをやると芝が抜けて水が汚れるというのがありますが、実は人工芝もパイル(毛)が抜けてしまい、かなりプールに入るので大きなデメリットではありません。
一番大変なのは何といっても定期的なメンテナンスの大変さです。綺麗な芝を維持するには、夏場の最低2週間に一度の機械を使った定期的な草刈り、同じく夏場は水やりをしないと芝が枯れてしまいます。肥料も定期的に与える必要があり何もしなくても良い人工芝とは少し大変さが違います。
ただ、ゴルフ場のような完全な芝を求めなければ毎週の草刈りや水やりなどのメンテナンスは不要とも言えるので、どこまで求めるかによるでしょう。
業者に頼んだ場合とDIYの違い
次に、人工芝を検討する場合にDIYでやる場合と業者に頼む場合の違いを紹介します。
人工芝は初心者がDIYで敷くことも可能で、ホームセンターにある材料で自分で時間だけ掛ければ簡単に施工できます。どのくらいの広さを施工するかにもよりますがDIYでも1日~2日あれば十分に可能でしょう。
ロールで購入すると芝もかなり重いですが女性でも施工は可能です。実際にyoutubeでもやっている女性いました。
業者に頼むメリット・デメリット
業者に施工してもらう事のメリットはなんといっても楽な事と綺麗に施工できることです。
実際にDIYで施工した私の感想は「DIYで十分自分でも出来るが、完成後のボコボコが無いフラット感はやはり違う」と思います。
業者に頼むデメリットは何といってもコストです。コストは業者によって違いますが、自分で施工した場合の2倍~3倍はかかると思って良いでしょう。
外構工事を色々する中で一緒に人工芝の工事を頼む事で、トータルの金額で交渉するという方法で抑える方法もあります。
6年たって思うのは、確かに多少凹凸ができますが気にならないですね。芝の上を歩いてボコボコが圧倒的にわかるという感じではないです。これは、下地の整地をしっかりやらないと余計にボコボコになるという感じですね。
DIYのメリット・デメリット
DIYのメリットはコストです。業者に頼んだ場合の半額以下で施工できるので、面積によっては何十万円の節約になります。
自分で施工しても1日~2日で可能なので、想像以上に簡単なのでDIYはおすすめです。
DIYのデメリットは完成した時の綺麗さが多少劣る事です。とは言うものの、自分で施工する場合に丁寧な人や、細かい作業が得意な人であれば人工芝が波打ったり、区切る場所との隙間が出ないように施工も十分できるので綺麗に敷けるでしょう。
綺麗に人工芝を敷く一番のポイントは、人工芝を敷く下地を平らに出来るかです。
業者が確実なのは、機械を入れて敷く場所を平らにするから綺麗になるので、やり方次第で満足出来る仕上がりになると思います。
【6坪(20㎡)】DIY実際に人工芝を敷いた価格と費用
実際に私が6坪(20㎡)=約4.1m×4.9mをDIYして掛かった費用と詳細を紹介します。
アイテム名 | 詳細 | 価格 |
---|---|---|
人工芝 | ジョイフルAK(厚さ35㎜×幅1m×長さ10m)を2本 | 41,360円 |
防草シート | ザバーン 136G(1m×10m)を2本 | 9,180円 |
固定ピン(U字ピン) | カインズホーム(40本)を2袋 | 3,560円 |
人工芝連結テープ | ジョイフルAK (15㎝×5m)を4本 | 3,920円 |
養生テープ | ホームセンターで1個 | 270円 |
カッター&替刃 | 100円ショップ | 200円 |
ガムテープ(布) | ホームセンター | 300円 |
カラーペン | ホームセンターでポスカ | 140円 |
トンカチ・スコップ | 既に所有 | 0円 |
プレートレンタル | ジョイフルAK で1日レンタル | 3,800円 |
合計で62,730円なので、業者に施工を頼むと2~3倍はかかるので10万円以上節約出来ています。
作業時間も完全初心者の一般人の私で6時間ほどで終わるので大変ではありますが、節約したい人にとってはおすすめです。
次に皆さんが自分で購入できるように、それぞれ必要な道具の詳細を説明します。
人工芝をDIYするのに必要な材料と道具
DIYする場合に必要な材料は基本的に同じなので、真似すれば誰でもできますし近所のホームセンターで揃える事が可能です。
ただし、人工芝のロールなどは量によってかなりの重さになるので女性・車がない人・簡単に揃えたい人は通販もおすすめです。
それぞれ購入する際のポイントを紹介します。
人工芝
人工芝はロール形式かタイル形式で販売しています。
ロールタイプのメリットは芝同士のつなぎ目が無いので最終的な見た目が非常に綺麗になります。
タイル形式は狭い範囲を施工する場合に使用、飛び石がある場所に施工したいなどの場合にも便利です。通常はロールタイプでの購入をオススメします。
一番気を付けるのは、芝の長さです。
芝の長さ | 特徴 |
---|---|
12㎜~16㎜ | ゴルフのパターなど |
20㎜~28㎜ | 室内のスポーツなど(20㎜) 天然芝に近い長さ(28㎜) |
30~36mm | ペット用 ふかふかを求める人 |
私が実際に施工して他の長さも触った感じでフカフカで一番おすすめなのは「36㎜」です。
28㎜位でも子供も十分遊べますが、ちょっと柔らかさに欠けます。人工芝を施工する人が求める「転んでも痛くない・フカフカで歩いて気持ちいいの」は36㎜でした。
人工芝で納得できる柔らかさを求めるなら、30㎜以上の商品を選ぶ様にしましょう。 また、芝が長いほうが施工したときに隣同士の芝の境目が目立ちにくくなります。
ロールの芝を選ぶ時に、横幅が1mや2mなど何種類かありますが出来るだけ何個も繋げないで面積が大きいロールで敷いたほうが境目が目立たなく綺麗に敷けるのでオススメ。
例えば、6mの幅の場所に1m×6本で敷くのではなく、2m×3本で敷いたほうが仕上がりはきれいになります。その分運ぶのも重たいなどのデメリットもあるので女性の場合などは注意しましょう。
ホームセンターよって取り扱いのある長さが違うし、通販で注文する場合でも一度店舗に足を運んで触って長さを確認、サンプルを取り寄せしてみるのをおすすめします。
また、人工芝の裏側に小さい丸い穴が開いているのですが「排水用の穴」で、これがあると排水がしっかりされて雨が降ったりしても水が溜まらなく、人工芝がカビたりしません。
この商品はジョイフルAKで購入した人工芝で、業者のブログでホームセンターの安い商品には排水穴が無い物があると言われてたので確認するようにしましょう。
防草シート
下地が土や砂利の場合に人工芝を敷く下に必ず必要なのが防草シートで、敷かないと芝から雑草が生えてきて人工芝として成り立ちません。
商品によって価格が違い迷いますが、安いと全くダメではないですが劣化してくると雑草がシートから生えてくるので交換が必要です。
人工芝の耐久が7~10年と一般的にいわれているので、7年~10年は防草シートも交換しないのが一般的なので最初にある程度しっかりした商品を敷くのがおすすめ。
防草シートは種類がそこまでないので、安い防草シートかザバーンで迷う人が多いでしょう。
安い防草シートは、プラスチックが格子状に網目のようになっており網目の隙間から劣化しやすく年月が経つとブロックなどの境目からではなく真ん中から雑草が生えてきます。
一方でザバーンは一枚の厚い不織布という感じの素材で出来ており屋外で露出して防草シートだけでも使える位しっかりしているので、隙間から雑草が生えてくる事はありません。
私は場所によって安い防草シートとザバーンの136Gを分けて施工したのですが、人工芝で敷くなら安い防草シートより ザバーンの136G が非常に良いと思います。
コンクリと人工芝の境目などから雑草が出る可能性は同じくあります(接着剤でコンクリに貼り付けて隙間を無くさない限り)が、4年後などに人工芝の所々から雑草が生える可能性を考えるならザバーン136Gを買うのが良いなと思いました。
ザバーンは単体でもしっかりしているので、私が3年後に移設した時もほつれる事もなくそのまま再利用できました。
ザバーン・プランテックス・安い防草シートの違い
ザバーンで選ぶ時に2種類の名前がありますが、プランテックスとザバーンは名称が変わっただけ元々は同じ商品で2つの違いは色と厚みだけです。
BやGなどが色で、136などの数字が生地の厚さを指しており、プランテックスは両面リバーシで使えるので露出利用で色を選びたい場合にメリットがあります。
人工芝用にザバーンを選ぶ場合、色は関係ないのでザバーン136Gもしくはプランテックス125BBで十分です。
将来的に雑草が多少生えても自分で抜くから初期投資を抑えたい人は安い防草シート、それ以外の人はザバーン136Gもしくはプランテックス125BBを選ぶのが正解です。
簡単にカット可能・人工芝の下で見えないので重ねた部分はガムテープで留めればOKです。ザバーンのサイズは1m×10m 、1m×50m、2m×50mの3種類があるので自分の敷きたい面積にあわせて購入しましょう。
固定ピン(U字ピン)
人工芝を施工した上から芝がずれない様に、下が土や砂利の場合は固定ピンをトンカチで刺します。かなりの本数が必要になり、ピンの太さも太い物から細い物まで色々あります。下地がコンクリートの場合は必要ありません。
細いピンでも問題ありませんが、私が使っている感じはピンが細いと浮きやすいというデメリットがあります。ピンが浮いてくると、足に引っかかって子供が怪我をする可能性があるので定期的にピンが飛び出ていないか確認しています。
太いピンの方が安定しますが、太いから飛び出ないという訳ではないので節約するかどうかで選んで問題ないでしょう。
人工芝用連結テープ
人工芝をロールで購入した場合、ずれてしまうのを防ぐために隣り合う人工芝は両面テープで裏側で繋げる必要があります。
ピンだけで足りるのではと思いますが、ピンだけでは固定が弱いので、下地が土かコンクリートか問わず必ず必要になります。
コンクリートの場合は、固定ピンではなく、この人工芝用の両面テープを使ってコンクリに芝を固定します。
養生テープ
人工芝をロールで敷く場合に、広いスペースだと人工芝のロールを何個も繋げる必要がある事になります。この時に、先ほどの人工芝用両面テープで止めますが養生テープを使うことで芝を巻き込むことなく綺麗にくっつけられます。
引っ越し作業などで使うテープで、綺麗にくっつくと境目が目立たないというメリットがあるので基本的になるべく使うのがおすすめです。
カッター&替刃
人工芝は簡単にカッターで切れるので便利なのですが、カッターは必ず替刃を用意してください。
100円ショップの替刃・カッターで十分ですが、スグに切れなくなるので小まめに刃を替えてカットすると綺麗に切れます。
ガムテープ(布)
下地が土の場合、防草シートを敷きますがガムテープが必須です。防草シートが重なる部分をガムテープでとめることで境目の隙間から雑草が生えるのを防ぎます。
ガムテープは雨も降るので紙テープではなく、布テープでしっかり固定するのがポイントです。
カラーペン
ロールタイプの人工芝をカットする際に、綺麗にカットするポイントはカラーペンで直線やカーブなどの目印をつけるてカットする事です。
人工芝の裏側のプラスチック部分にカットする予定の場所に線を引いて使いますが、ポスカが最適。
トンカチ・スコップやクワ
人工芝の下地が土の場合に、固定するピンを打つ時にトンカチが必要になります。
スコップやクワは人工芝を敷く場所を整地する際に除草しますが、その際に根から雑草をしっかり抜くために掘るのに使います。
プレート・タンパー・トンボ
プレートとは、土や砂利の地面を平らにする機械で、業者に頼むと必ず使いますがDIYでもホームセンターなどでレンタルしている事があるので利用可能です。
私も実際に近くのホームセンターでレンタルし、使い方も教えてくれるので大丈夫。使うのは一人で出来ますが、車に載せるのに2人は必ず必要なので人手は必要です。
土が平になれば良いので、実際の利用時間は1時間ほどで1日レンタルできれば十分です。
もしプレートのレンタルができない場合や狭い範囲ならタンパーという道具で地面をたたけば時間はかかりますが整地する事が可能です。そこまで気にしないなら、トンボを使って平にならし背で固める方法もあります。
私は1回目はプレートをレンタル、人工芝を移設した2回目はトンボだけで整地しました。
結論を言うとプレートの方がしっかりと平になり見栄えは良いです。でも、トンボ1本でも十分に出来るので見た目を重視する人はプレートを使うのがおすすめ。
後ほど説明しますが、この2つは必ず無いと敷くことが出来ないというわけでは無く、綺麗に仕上げるには必要というイメージです。
山砂もしくは岩瀬砂
今回私は使っていませんが、整地する際に山砂などを敷く事で排水を良くし綺麗に地面が平になるので将来凹凸が出来にくくするために撒くことがあります。必要な量は1㎡あたり2㎏が目安です。
ちなみに、珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂は別物で、珪砂は人工芝を張った後に上から砂をかける事で芝が立って綺麗な状態をキープするメリットがありますが基本的に人工芝を施工する場合にここまでする必要はありません。
人工芝の材料はカインズホームにもある!
全国色々なホームセンターがありますが、全国展開している店舗だとカインズホームが人工芝やDIYに必要な固定ピンや人工芝用両面テープなども取り扱いがあります。
私は人工芝は、ジョイフルAKという別のホームセンターで買いましたが固定ピンはカインズが安かったので買いました。
【手順解説】人工芝を自分でDIYする実際の流れ!
人工芝を自分でDIYする手順
画像は+をクリック
人工芝を自分でDIYする手順(画像)はここをクリック
必要な材料
- 人工芝
- 防草シート
- 固定ピン(U字ピン)
- 人工芝連結テープ
- 養生テープ
- カッター&替刃
- ガムテープ(布)
- カラーペン(ポスカ)
- トンカチ・スコップ
- プレート(レンタル)
人工芝を施工する場所をしっかりと除草・小石を取り除く
防草シートは敷きますがスコップで土を掘り起こす、クワで掘るなどしてしっかりと根から除草して隙間から草が生えるのを防止します。
小石を取り除き、土を平らにできる状況に準備するのが大切です。
山砂や岩瀬砂を平に入れる
私は家庭菜園を将来する可能性がある場所だったので入れていませんが、砂をまんべんなく敷いて排水をよくする・平らにする作業をすると整地がきれいに行えます。
砂の量は1㎡あたり2㎏が目安で「山砂・岩瀬砂」を撒いて、トンボなどできれいに平らにします。
転圧する(プレートorタンパーorトンボ)
コメント私はホームセンターでプレートをレンタルしてきましたが、タンパーで叩いて転圧しても大丈夫です。もしくは、トンボで土を平らにならして、背の広い部分で叩いて転圧する方法もあります。コメント
防草シートを敷く
まずは、防草シートを全体的に途切れないように敷きます。この時に、面積が広く隣同士さらにシートを敷く場合は「1センチ程重ねて敷きガムテープでしっかり留める」のがポイントです。隙間があると雑草が生えてくるので大事な作業です。
端っこは少しはみ出るくらいに敷いて、後からカットするのが綺麗に敷けるコツ。ギリギリまで防草シートが張られていないと雑草が後から出てきます。気になる人はコンクリートなど境目と防草シートを接着剤や人工芝用の両面テープで固定します
次に、地面が土や砂利の場合はピンで固定します。U字ピンで50㎝毎にしっかりと固定します。
人工芝を仮敷きする
まずは人工芝を仮に置いてみて長さがしっかりと足りるかどうか一度並べてみるのがおすすめです。ロール状になっているものはまた巻きなおせば良いので「どこでカットする必要があるか」をチェックします。
境界線などは人工芝を少し長めにまずは仮敷きして後からカットすると綺麗に敷けます。
余分な部分をカットする
人工芝は想像以上にカッターで簡単に切れます。ただし、綺麗にカットしないと見た目が悪くなるのでポスカなどで裏側のビニール部分に目印をつけてカットするのがおすすめ。
この時にカッターは100均で十分ですが、頻繁にカッターの刃を交換するのを心がけましょう。カッターの刃が切れないと綺麗にカットできないので、もったいないと思わずバンバン交換するのが綺麗に切れるポイントです。
人工芝用の両面テープで人工芝同士を繋げる
ロール型の人工芝で横並びにした場合、隣同士の人工芝を裏側で両面テープで止める事で、人工芝がズレることなく綺麗に敷けます。この時に注意するのは、境目の芝を巻き込まないように養生テープで片側だけ芝に張ってあげる事、隙間は3㎜ほど空ける事です。
まずは、防草シートの上に両面テープを張り、片側を両面テープにくっつけて固定します。
その後、もう片方の養生テープを張った方を被せながら上手く養生テープだけはがして人工芝を両面テープに固定します。
人工芝を重ねてしまうと段差ができてしまうので、3㎜程開けて重ねると綺麗に敷けます。芝が長いタイプの方が境目が目立たないのはここで完全に重ねないからです。
人工芝の上から固定ピンで固定
人工芝がずれない様に50㎝~1m間隔で固定ピンで再度固定します。この時に注意するのは、隣り合う人工芝の間には固定ピンを刺して固定する事です。両面テープで固定してはいるものの、ずれやすいので必ず固定ピンでもとめましょう。
防草シートを固定する時と違い、固定ピンの真ん中に芝が入らない(巻き込まない)ように芝をどけてピンを打つと奥までしっかりと打てて、後からピンが浮いてくるのが防げます。
芝を立たせてあげる
デッキブラシで芝を立たせてあげると排水も良くなり芝が綺麗に長持ちします。
見た目も鮮やかになるので芝が寝てしまったら定期的に立たせてあげるのがポイントです。
【写真】雪国北海道でDIYで人工芝を敷いて10年後の様子
状況を随時更新しますが、現在は人口芝を敷いて3年目(2022年)です。
12月~3月まではこの上に130センチ以上の雪が積もり一切人工芝は見えませんが、冬を越して2年目はこの様な感じになりました。
1年後で気になる所は、地面が若干ボコボコになってきている事。特に防草シートにダメージはありません。
2年後になっても同じく防草シートにダメージはなく、ボコボコ具合もほぼ変わりません。
将来家庭菜園をする可能性があるなら人工芝の下地に砂はやめたほうが良い!
人工芝を施工する際に地面を整地するため砂を入れますが、家庭菜園を将来するかもしれない場所であれば「砂を入れるのはやめたほうが良い」という事です。
「山砂や岩瀬砂」という砂を下地の排水性を良くするため・平らにする為に入れる事が多いですが、7年後・10年後など人工芝を撤去したあとのその場所の利用する事も考えて利用しましょう。
子供が大きくなり、人工芝も不要になったという事も考えられます。
家庭菜園を将来その場所でやるつもりなら、山砂が沢山入っている土では野菜が育つ環境としては良くありません。将来土の入れ替えが必要になるという前提で利用しましょう。
我が家はプレートは利用しましたが砂は入れていません。元々、家庭菜園をやっていた場所を転圧しただけですがボコボコ具合はそこまで気になりません。
人工芝を移設する様子と手順
人工芝を移設する手順
私は3年後に人工芝を移設しました。先ほど言った山砂を入れなくて本当に良かったと思います。
移設した理由はビニールハウスを設置するために採光が良い場所をハウスにしたかったので、人工芝の場所を変えたからです。
実際に移設した写真と手順を紹介するので参考にしてください。買いなおす必要があったのは、連結テープとガムテープだけで作業は1日で終わりました。
画像は+をクリック
人工芝を移設する(画像)はここをクリック
必要な材料
- 人工芝用連結テープ
- ガムテープ
人工芝をはがす
まずは人工芝をはがします。端などでピンで留まっているのでピンを抜きます。
ピンを抜いたら芝本体をめくる
ピンを抜いてしまえば、あとはロールの人工芝がのっているだけなので簡単にはがせます。
丸めて最初の状態にします。
連結テープは破る
芝と芝のロール連結テープで裏側で留めているはずです。
このテープは再利用は不可、粘着力もかなり強いので人工芝本体の裏側の黒いプラスチックも巻き込んで外れてしまう場所も多少ありますが丁寧にはがします。
連結テープは買いなおし
新しく人工芝を移設する時に、もう一度隣り合う人工芝のロール同士を裏側で人工芝連結テープで留める必要があります。
今回剝がしてしまったものは使えないので、再度買いなおしになるので用意しておきましょう。
人工芝はロールにして保管する
人工芝はわりと簡単にロールにできるので、再度巻き直しておきます。
防草シートをはがす
防草シートはピン止めしてあるのでピンを抜きます。
隣り合っている防草シートをガムテープで留めてあるはずなので、防草シートを破らないようにシート同士をはがします。
ガムテープは耐久性がそこまでないので簡単にきれいにはがせますし、次に使うときにも再度新しいガムテープで張りなおせば問題ありません。
古いガムテープはそのまま張ってある状態で、新しいガムテープを張りましたが問題ありませんでした。
土やごみが溜まっているので捨てる
結構驚くほど土やごみが入っています。
これは、人工芝の上にのって落ちた土やごみなので本来は掃除機などで吸ってあげるべき物だったという事ですね。結構汚いです。
抜いたピンはそのまま使える
抜いたピンは再利用できるので、全部まとめておきましょう。
人工芝は少し保管する期間があるなら室内がベスト
私は人工芝を敷きなおすまで2週間以上あったので、ロールにして外に置いておきました。
雨風にもさらされる状態でしたが、人工芝が折れちゃって見栄えが悪くなりました。敷きなおした後にそこまで問題にはなりませんでしたが、室内で保管するのがおすすめです。
最初に敷いたときと同じ順番で敷きなおす
人工芝を敷いた時と全く同じ方法で敷きます。
私は完全に同じサイズを移設したので、地面をならして張り替えるだけでした。サイズをカットしたりするのも変わらずできます。
防草シートはザバーンのしっかしりたシートを使ったので、問題なく移設する時も使えました。
安い防草シートはほつれたりして、恐らく敷きなおしは出来ない事もあると思います。ザバーンはこうゆう意味でもおすすめ。
人工芝はバーベキューで気を付けよう!
人工芝はプラスチックなので溶けます。
写真は、ガスバーナーを使っていてそのまま人工芝に置いた結果穴が開いた様子です。
ガスバーナーの金属部分が熱い事を忘れてそのまま置いた結果、大きく溶けて穴があきました。見た目は悪いですが使用には問題ないので、皆さんはこうならないように気を付けてください。
ちなみにBBQをする人もいると思いますし、我が家でも七輪やコンロを人工芝に置いてやっています。注意点としては、火の粉が飛んだりするので、四角い木の板をホームセンターで買ってきて敷く事です。
よくBBQ用に石を敷いてスペースにしたりする人がいますが、これだと全体が人工芝にならないのでちょっと使い勝手がわるくなります。
ホームセンターで大きな木版が売っているので、コンロより大きめの大きさにカットしてもらいBBQの時だけ敷くのが移動もできて便利です。火の粉も飛ばないし、油汚れもつかないので非常に良いです。
人工芝の寿命は7年~10年!
人工芝の寿命は商品によりますが7年~10年といわれています。
野外なので太陽光で変色したり、裂けて破れてしまったりなど長期利用で劣化します。劣化の仕方は日光の当たる量や、芝の上での運動量など様々な条件によって変わるのであくまでも目安です。
長持ちする使い方は、「芝をデッキブラシで立たせて排水をよくする、汚れたら水洗いをする」などメンテナンスをする事です。
ジュースをこぼした・鳥のフンで汚れた等の場合でも、水で洗い流してあげる事で人工芝が劣化する事を防止します。また、排水が悪いと人工芝がカビる原因にもつながるので、重たい物を乗せたりすると芝が寝ますが、デッキブラシで立ててメンテナンスをしてあげましょう。
人工芝をdiyして失敗したと思ったことは?業者の方が良い?
私が人工芝をDIYして失敗したなと思ったことは「冬を越して雪が溶けた後に地面がデコボコになった事」「ブロックなどの境目との間から多少の雑草が生えること」です。
ただし、ボコボコといってもプレートで最初に平にしたのが良かったのか大して気になりませんし、庭は誰かにみられる為の場所でも無いので個人的には全く気になっていません。
そもそも、天然芝だってそこまで平らではないよなとか思っています。綺麗な平を求める人は「下地に砂を入れる」「業者に頼む」という事が必要だろうなと思います。
また、地面に防草シートは敷いていますが、どうしても境目との間から多少の雑草が生えてきます。
ほんとにちょっと抜けばそれで解決できるので気になりませんが、完璧主義者は「防草シートの隙間が無いように接着材や両面テープで止める」ことで予防できます。
私の意見はエントランスの芝などであれば見た目重視になるので業者に頼むのもありです。ただ、芝の凸凹は多少出ますが、天然芝でもそれはあるので庭で自分で楽しむ分には丁寧に敷けばそこまで気になる物ではないので十分DIYで満足できると思います!
人工芝の凹凸(デコボコ)の直し方
- 排水が悪く地面がぬかるみ凹凸が出来る
- 下地がしっかりと平らになっていない
人工芝のデコボコが発生するのは、こんな理由です。
排水が悪いのは「排水穴がついているタイプの人工芝を使う」「下地に山砂や岩瀬砂を入れて平らにしっかり転圧する」ことで対策ができます。
また、しっかりと下地を転圧する事でも対策ができます。プレートをレンタルする、トンボでならしてしっかりと踏み固める、タンパーで叩いて転圧するという方法です。
施工した後に凸凹が気になり解決したいという場合は、半分ずつなど人工芝を一度はがして、砂を入れて転圧をしなおすという作業が必要になります。
結果的に作業がとても増えて大変なので、一番最初にしっかりと転圧するというのが何よりも大切だという事ですね。
転圧はプレートを使うかトンボがいいのか?
- プレートを使う・・・一番平らになるので出来るならレンタルしよう
- トンボを使う・・・平にはなるけどある程度までの状況だけどDIYと思うと十分
人工芝をDIYするポイントは施工前の地面を平らにできるかどうかです。
私は転圧するためにプレート(機械)をホームセンターでレンタルするやり方と、木製のトンボ1本だけで叩いて平らにする方法のどちらもやりました。
結果的に比べると、人工芝をDIYで敷く場合に最も満足度が高くできるのはプレートをレンタルして平にする方法だと感じました。
プレートは機械そのものが非常に重いので重量があり、機械そのものが揺れながら地面を平にして進むのですが機械の底全体が平になるのに加えて周辺の土を更に平にしてくれるので全体的に綺麗に平らになります。
トンボでバンバン叩く方法も同じように平にはできますが、叩く面積が狭いので全体的に均一に平になるようにかなりの時間たたきましたがやっぱり同じレベルにはなりません。
でも、トンボで叩いて平にしたからと言って満足出来ない状況では全然なく、見た目はある程度平らになるしプレートを使って人工芝を施工して2,3後に少しボコボコになってくる状況と同じくらいの状態です。
天然芝でもある程度ぼこぼこ感はあるので、満足できない仕上がりではトンボでも無いと思います。機械をレンタルできないからDIYをやめるというレベルでは決して無いと思います。
まとめ
- 業者に頼むとDIYの2~3倍のお金がかかる
- DIYでも週末2日間あれば初心者でも十分施工可能
- 完璧な仕上がりを目指すなら業者が良い
人工芝をDIYで実際に施工した様子を紹介しました。
家庭菜園を計画している人でも、子供が小さいから人工芝も作りたいなという人も多いはず。
砂を入れるなどは将来的に家庭菜園をする可能性があるなら、よく考えて実行したほうが良いですが素人DIYでも十分に満足する結果を出せるのが人工芝でした。
下地を整地する事さえ守れば想像するよりも全然簡単なので、是非DIYで挑戦してみてください。